ワクチン(前編)
年に一度のワクチン接種。
今年は1月に行くはずだったのが、わたしの入院があったため7月末に行くことに。
混雑を避けるため、平日のアサイチに行く予定を立てて、マーには休みを取ってもらった。
いちばん不安だったのがノエルの捕獲。
動物病院には洗濯ネットに入れて連れて行かなければならない(ケージを開けた瞬間飛び出して病院内を逃げ回ったりしないように)のだが、どうやって入れるか。
捕まえてしまえばあとはケージに入れ、クルマに乗っけて病院へGOなのだが。
ノエルは未だに飼い主に懐いていない。お気に入りの箱の中にいるときだけ手を差し伸べて撫でるとゴロゴロ言ってるのだが。それ以外のときは、家の中でも私たちを避けて小走りで通りすぎてしまう。。。家庭内ノラ猫(涙)
おそらく、ごはんとお水は自動的に出てくるものだと思っているんじゃないかと。
次に心配だったのが診察室で暴れないかということ。
診察室は畳3畳ぐらいの狭い空間なのだが、ネットから出すとパニックになって壁をよじ登ったりするネコもいるらしい。ノエルは大丈夫だろうか。
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その日がやってきた。
時間いっぱいまで待って、いざ捕獲…首根っこをつかんで持つといいのだが、重くてするりと抜けられてしまった。その際二の腕を血が出るほど引っかかれた。
ただならぬ雰囲気を察したのか、家中を逃げ回るノエル。追いかける私たち。
あいにくいつも隠れているベッドの部屋はふすまを閉めていたので、逃げ場を失いパニックに。。。ニャウ~ニャウ~と悲しい声で訴えられてしまった。
(多分「なんでボクをいじめるの?」とかそういう感じの泣き方だった。)
そして目を離した隙に行方不明になってしまった!!
どこ?ここ?と探し回る私たち。
数分後、ノエルにとっては最後の砦だったのかもしれない棚と棚が90度になっているスキマで発見。
手を突っ込んで見ると、狭い。20センチぐらいしかない。
ここから引っ張りださないといけないのか…
マーよりも私のほうが有利とみて、トライ。
首根っこを掴んで引っ張るも、ノエルも踏ん張っていてなかなか出すことができない。
ここで、「もうやめようか、今度にしようよ」というマーの声。
いや、ダメだ。ここまでショックな経験をさせてしまったらトラウマになってしまうかもしれないし、もう一度となると今回よりもっと大変になってしまう。
しばし格闘の末、奇跡的?にネットに入れることに成功。
1年前に病院に連れて行ったとき使ったキャリーバッグにはもう入らない。
ひとまわり大きいものを用意していたので、そっちを使う。
緊張と疲れで体の震えが止まらなかった。
自分たちがやっていることの罪悪感と。
(でも、飼い猫が病気にならないようにワクチンを打つことや、健康チェックをしてもらうことは飼い主の義務だと思ってます)
外が見えないようにキャリーに毛布をかぶせて、クルマで病院に出かけた。